最近、
頭が疲れやすい。
集中が続かない。
気持ちの切り替えに時間がかかる。
そんな変化を感じたとき、
多くの人は「脳を休ませなきゃ」「思考を整理しなきゃ」と考えます。
けれど実際には、脳より先に整えたほうがいい場所があります。
それが、腸です。
この記事では、
脳を鍛えるのではなく、
腸から脳の働きを支える生活を、静かに紐解いていきます。
脳は、腸の状態に引っ張られている
腸は「感じる器官」
腸は、消化だけをしている場所ではありません。
緊張、不安、安心、疲れ。
そうした状態を、かなり正直に反映します。
腸が落ち着いているとき、
思考は広がりやすく、
判断も過剰になりにくい。
反対に、
腸が張っていたり、重たく感じるときは、
脳も同じように硬くなりがちです。
脳活=脳を使うこと、ではない
「脳活」という言葉から、
トレーニングや学習を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、日常で必要なのは
使いすぎた脳を、自然に休ませること。
その役割を、
腸はとても得意としています。
腸が整うと、脳が静かになる理由
腸が落ち着くと、情報処理が減る
腸が不調なとき、
脳は無意識に「違和感」を処理し続けます。
・気になる
・落ち着かない
・理由はないけど不安
腸が整うと、
こうしたノイズが減り、
脳は余計な仕事をしなくて済むようになります。
腸は、自律神経の調整役
腸は自律神経の影響を強く受ける器官です。
同時に、自律神経を整える側にも回ります。
腸がリズムを取り戻すと、
呼吸が深くなり、
思考のスピードも落ち着いてきます。
これは、
「頑張って考えないようにする」のとは違う、
体側から起こる変化です。
腸から始める脳活生活のポイント
まずは、腸を疲れさせない
腸活や脳活というと、
何かを足すイメージが先に立ちます。
でも最初に見直したいのは、
腸を疲れさせていないか、という点です。
・食べすぎていないか
・刺激が強すぎないか
・休む時間があるか
腸が疲れているときは、
どんな良いことも入りにくくなります。
食事は「考えなくていいもの」を
腸と脳の両方が疲れているとき、
献立を考えること自体が負担になります。
そんな日は、
・いつもの味噌汁
・ごはん
・消化のよいおかず
決まった組み合わせが、
腸にも脳にも安心を与えてくれます。
腸の感覚に、少し意識を向ける
特別なことをしなくても、
食後や寝る前に、
お腹の重さや温かさを感じるだけで十分です。
腸に意識が戻ると、
脳は自然と、考える量を減らしていきます。
まとめ
腸から始める脳活生活とは、
脳を鍛えることではありません。
腸を落ち着かせ、
余計な情報処理を減らし、
考えすぎない状態を取り戻すこと。
脳は、
腸が安心しているときに、
いちばん自然に働いてくれます。
コラム:朝の静かな腸の時間
朝、起きてすぐスマートフォンを見る前に、
一度だけ深呼吸をしてみる。
お腹のあたりに、
空気が入っていく感覚を感じる。
それだけで、
今日の思考のスピードが
少し穏やかになることがあります。
脳活は、
努力や訓練から始めなくていい。
腸に「今日も大丈夫」と伝えることから、
静かに始めてみてもいいのだと思います。